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昼間突然思い出した昔の思い出。
意外と鮮明に覚えている自分にちょっとびっくり。

ファミコンのちょっと前くらいから、ゲームは兄が自分でバイトしたり卒業後は働いて購入していた。
そのゲームはSFCだから、もう就職していたかもしれない。
調べれば年代はわかるだろうけど、そのあたりはよく覚えていない。

RPGは基本一人遊びのゲームで、自分のものではないのでいつも兄の部屋に入り浸ってそのプレイをみていた。
自分でやるには時間も気持ちも足りなかったし、かといって家族が持っているのに自分の分を買う気もお金もなかった。

見ているだけでそれなりに楽しかったんだよね。


そのとき見ていたのはFF4。今でも好きなゲームだった。

マイキャラの名前を自由に変えられるということで、兄は各キャラの名前を全部こだわって変更していた。

だがただ一人、弁髪のお兄さんだけはいい名前が浮かばなかったということで、シナリオを進めるために仮の名を付けたそうだ。

後で聞くと、ぴったりのいい名が浮かんだら変えるつもりだったらしい。てっきりネタかと思ったんだけど、兄的には「ネタにしたってひねりが無さすぎる」という不本意な名だったのだろう。
デフォルトの名前のままにしなかったのもポリシーらしい。
私はその時、兄がつけた名が仮だとは思っていなかった。



そして、その時は来た。



予告なく別れの時がやって来てしまった。


弁髪の彼は仲間のために身を挺してその事態に挑み、仲間たちは驚いて口々に彼の名を叫ぶ。


「はげ!!」

「なにをするんだ はげ!!」

「やめるんだ はげ!!!」


「はげーーーーーーーー!!!!」





感動シーン台無し。



まあ、大爆笑だったわけですが、狙っていたわけではなかった兄はちょっと複雑だったみたいです。

いまだに思い出すとすこし噴き出すんですよね・・・印象強すぎです。


あの話は最後の兄弟達とか友人との確執とかまあ、いろいろといいシーン盛りだくさんだったのに、それらがおぼろげになってもこのシーンだけは鮮明に覚えているってのがなんか悔しい。